耐久性が高いガルバリウム鋼板屋根も経年劣化は発生する!事例を紹介

ガルバリウム鋼板の経年劣化 ブログ

数ある屋根材の中でも近年人気の高まっている「ガルバリウム鋼板」というものをご存知でしょうか。

一言で説明するなら、メッキ加工された銅板素材の屋根材です。

錆びづらくメンテナンスがしやすいことで有名ですが、もちろん全く劣化しないわけではありません。

今回の記事では、ガルバリウム鋼板屋根の経年劣化について解説します。

ガルバリウム鋼板屋根とは

ガルバリウム鋼板

文字通りガルバリウム鋼板を使用した屋根です。

ガルバリウム鋼板とはアルミニウムや亜鉛、シリコンなどでメッキ加工を施された銅板素材で、ガルバリウム鋼板屋根は金属屋根のわりに錆びづらく耐久性も高いという特徴があります。

また工事価格も比較的安価で、価格と耐久性のバランスが優れた屋根材です。

耐久性の高さはメンテナンスのしやすさに繋がるため、ランニングコストや手間を抑えたい人にも最適な屋根材と言えます。

ガルバリウム鋼板屋根のより詳しいメリット・デメリットおよび他屋根材との比較に関しては、以下の記事が参考になると思います。

【屋根材ガイド】屋根材の種類を特徴とともに徹底解説
屋根材に使われる素材といえば、なにを思い浮かべますか。本記事では、代表的な屋根材5種類をそれぞれの特徴とともに紹介します。また屋根材を選ぶポイントも併せて紹介しているため、家を建てる際もしくはリフォームをする際の参考にしてください。

ガルバリウム鋼板屋根の経年劣化

メンテナンスを検討するには、どのように経年劣化していくのか把握しておくことが大切です。

色褪せ・チョーキング

チョーキング

ガルバリウム鋼板屋根の表面にはフッ素の塗膜があります。

この塗膜が経年劣化していくことにより、色褪せやチョーキングが発生します。

屋根や外壁などが経年劣化すると、手で触れた際に白い粉がつくことがあります。これがチョーキングです。

経年劣化とともに塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料がチョークのような粉状になって表面に現れます。

白い粉が浮き出るため、暗い色の屋根で特に目立ちやすい経年劣化事例です。

錆び(白錆び・赤錆び)

金属屋根のわりに錆びづらいと言えど、絶対に錆びないというわけではありません。

特に海岸近くにお住まいの方は塩害にも注意が必要です。

ガルバリウム鋼板表面の塗膜が徐々に剥がれることで防水性能が低下し、錆びが発生することがあります。

錆びと一口に言っても、大きく分けて2種類存在します。白錆びと赤錆びです。

白錆びは表面の亜鉛が酸化したことによって発生するもので、白い斑点のようなものが発生します。

湿度が高く乾燥しづらい地域で発生しやすいです。

赤錆びはガルバリウム鋼板に傷などがあることで発生する錆びで、赤茶色っぽく変色していきます。

赤錆びはあまり放置しない方が良いです。

なぜなら進行するとガルバリウム鋼板自体がボロボロになっていき最悪の場合穴が開く可能性もあります。

屋根材の劣化は雨水の内部侵入を招き、酷くなると雨漏りに発展するリスクがあるため早めの修繕がおすすめです。

電蝕(でんしょく)

こちらは初めて知った方も多いのではないでしょうか。

あまり知られていない言葉だと思いますが、電蝕とは異なる金属同士が触れ合うことで起こる腐食のことです。

では異なる金属素材とは具体的になにを指すかというと、例えば屋根材を固定するために使用する鉄釘です。

電蝕が発生すると初期症状として錆びが発生します。

比較的錆びにくいガルバリウム鋼板やステンレスが錆びてしまった際は、この電蝕が発生している可能性があります。

電蝕もあまり放置することは望ましくないため、気づいた際はお早めの修繕がおすすめです。

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス

ガルバリウム鋼板

経年劣化の程度にもよるものの、軽度であれば部分補修で済むこともあります。

部分補修であれば当然、費用も工期も抑えることができるため劣化に気づいたらすぐに対応することが大切です。

ただしガルバリウム鋼板に大きな傷やへこみができてしまった場合は補修ではなく交換を行います。

屋根全体に寿命がきてしまった場合は、葺き替えやカバー工法によって全面リフォームを行うことが望ましいです。

いずれにしても、状態に合わせたメンテナンスを行うことが大切です。

まとめ

ガルバリウム鋼板は耐久性の高い金属製屋根材として人気が高まっています。

ただしいくら耐久性が高いといえど、まったく劣化しない屋根材はありません。

正しくメンテナンスを行うことで屋根の寿命を伸ばしましょう。

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