太陽光発電パネルを設置することで屋根が傷むって本当?真相を解説

太陽光パネルを設置すると屋根が傷む? ブログ

太陽光パネルを設置することで屋根が傷むのでは?と懸念する方がいるようです。

結論としては、気にする必要はありません。

本記事では、太陽光パネルを設置することによる屋根への影響について紹介します。

太陽光パネルの設置について

太陽光パネル(寄棟屋根)

太陽光パネルは、屋根と一体になった「屋根材一体型」と、屋根の上に取り付ける「屋根置き型」の2種類に大別されます。

屋根材一体型のケース

屋根材一体型とは、屋根材のなかに太陽電池セルを組み込んだ、屋根自体が太陽光パネルになっているタイプです。

防水シートとして屋根材の下に施工する「ルーフィング」に直接太陽光パネルをとめるという工事を行います。

屋根置き型のケース

屋根置き型とは、屋根に後付けで太陽光パネルを設置するタイプです。

屋根材の上に架台を配置し、その上にソーラーパネルを設置するという工事を行います。

太陽光パネル設置によるリスクとは

設置業者の知識・技術不足

業者の知識・技術不足

太陽光パネルの設置は、屋根の一部に穴を開けて専用の取り付け具で固定するという方法が主流です。

設置する業者の知識や技術が不足していた場合、穴を開ける際や固定する際に屋根を傷めてしまう可能性があります。

穴を開けるということは、防水処理を正しく行えないと雨漏りのリスクに繋がります。

屋根自体の劣化が進行している

劣化の進んだ屋根

元々設置する屋根自体の劣化が進行しているケースです。

太陽光パネルは1枚あたり平均15kg程度の重さがあるため、複数枚数敷き並べるため屋根には常に重さの負荷がかかります。

そのため、屋根の経年劣化が進んでいる場合は太陽光パネル設置の前に補強工事を行う必要があります。

これは厳密には太陽光パネルを設置したためではないものの、劣化が進行している屋根に補強工事も行わずに太陽光パネルを設置することで傷む速度が加速します。

安全に太陽光パネルを設置するには!

知識・技術のたしかな業者に依頼

屋根を傷ませることなく太陽光パネルを設置するために最も大切なことは、知識・技術のたしかな業者に設置を依頼することです。

太陽光パネルの設置にあたっては、屋根の状態はもちろん形状や向き、耐荷重など様々な要素を加味して工事を行う必要があります。

そのため、太陽光パネルと屋根工事の両方の精通した業者を選びましょう。

選び方としては、HPやSNSで施工事例を確認することをおすすめします。

太陽光パネル設置の施工事例を多く掲載している業者を選ぶと良いでしょう。

アフターケアの手厚い業者に依頼

太陽光パネルは設置して終わりではありません。

設置後も長期間にわたって保証を行ってくれる業者を選ぶと、その後もトラブルが起きた際に安心です。

業者選びの際は、設置したあと何年保証対象か、どの程度の工事が保証対象か確認しておきましょう。

まとめ

太陽光パネルを設置することで屋根へのリスクがないわけではありません。

しかし適切な工事を行えば、限りなくリスクを抑えることができます。

太陽光パネルおよび屋根工事に深く精通した業者に依頼しましょう。

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