地震による住宅被害への対応ガイド:修繕方法と保険の活用方法

屋根の地震被害への修繕と保険適用 ブログ

地震大国として知られる日本では、地震が起きた際に破損など住宅トラブルが発生することは珍しくありません。

本記事では、地震によって発生した住宅トラブルについて対応策をメインに説明させていただきます。

地震が起きた際の住宅トラブル

当然トラブルの種類は無限に存在しますが、発生確度の高いものについて触れていきます。

大きな地震が起きた際に影響を受けやすい部分として、屋根が挙げられます。

屋根の形状には種類がありますが、その中でも所謂伝統的な日本家屋に見られる「瓦屋根」は地震被害が出やすいです。

この理由のひとつには、瓦屋根を用いた家屋に築年数の古いものが多いことが挙げられます。

つまり瓦屋根が必ずしも地震に弱く脆いというわけではないのです。

現に東日本大震災が起きた際大きな被害が発生した建物には、日本瓦を使用した築年数の古い家屋が多くの割合を占めていました。

築年数が長く経過しその間メンテナンスや修繕が十分に行われていないと、経年劣化も相まって地震が起きた際に屋根の棟がずれたり漆喰のひび割れ、酷い場合は瓦の外れ・落下が発生するケースがあるのです。

また築年数が古い瓦屋根は旧来式の方法で施工されていることも多く、これも地震被害が起きやすい要因でしょう。

瓦屋根における修繕

瓦の積み直し

棟の積み直し

棟瓦のズレや歪みが起きた際は、瓦の積み直しを行います。

積み直しは屋根の棟部分を解体し、新たな土台を作り瓦を積み直す工事です。

築20年ほど経過すると棟瓦を固定している銅線が経年に伴い少しずつ緩むため、瓦がズレやすくなります。

また、地震だけでなく台風でも棟瓦のズレや歪みが起きることがあります。

積み直しは築20~25年頃、もしくは台風や地震の後に行うケースが多いです。

一般的な家での費用は40万円〜80万円程度が相場となります。

漆喰の塗り替え

漆喰塗り替え

漆喰のひび割れや欠けが起きた際は、漆喰の塗り替えを行います。

ひび割れや欠けが起きても、すぐに雨漏りするということは少ないですが定期的なメンテナンスは必要です。

漆喰の劣化が築10年頃から始まるため、塗り替えは築15~20年頃に行うケースが多いです。

一般的な家での費用は25万~50万円程度が相場となります。

地震被害への火災保険適用は可能?

火災保険

強風や落雹・雪災による被害が発生した場合は、火災保険が適用されることが多いです。

ただし経年劣化など、自然災害が直接的な原因でない不具合に関しては適用外となります。

また、地震も自然災害のひとつですが地震による被害は火災保険の適用外となるためご注意ください。

火災保険には3種類あり保険会社によっても補償内容は様々ですが、共通して言えることは被災から3年以内の申請が必要であるということです。

手続きに多少時間がかかることもあるため、申請は早めに行いましょう。

地震保険を適用するには

地震保険

上述にて地震による被害は火災保険の適用外となると記載しましたが、地震被害にも保険適用をお考えの方は別途地震保険に加入しておく必要があります。

火災保険に「地震火災費用特約」を付帯する方法もあるものの、限度額があるため損害額すべてをカバーできるものではありません。

注意点は、地震保険が単独で加入することのできない保険ということです。

主契約となる火災保険と一緒に加入する必要があるのです。

火災保険の補償内容と同時に、地震保険の加入有無も確認してみてください。

まとめ

火災保険の種類や具体的な手続き方法については、それぞれ以下の記事にまとめています。

火災保険の適用についてより詳しく知りたい場合はぜひご覧ください。

▼火災保険の種類
屋根のてっぺん、屋根棟(やねむね)の修理に関する火災保険の種類
多くの場合、屋根棟の修理には大きな費用がかかります。その結果、メンテナンスで不備が見つかったとしても修理や工事を後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。 火災保険を適用することで、負担を軽減することが可能な場合があります。 ...
▼火災保険の申請手続き
屋根のてっぺん、屋根棟(やねむね)の修理に関する火災保険の手続き
屋根棟の修理と聞いて「費用が高そう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。 ちなみに修理費用の相場は下記の記事でご紹介しています。 ご存知ない方も多いですが、屋根棟の修理費用には火災保険が適用されるケースが多...

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