『棟瓦の銅線が切れた』そんなときは焦らず瓦屋さんに連絡を!原因と対処

原因と対処を解説!棟瓦の銅線が切れたら ブログ

瓦屋根の棟には「銅線」というものが使用されています。

銅線は、棟および棟瓦をしっかり固定するために使用されているものです。

この銅線が切れてしまうと瓦屋根の棟が歪む原因となり、酷い場合は瓦の落下などを引き起こす恐れもあります。

棟瓦と銅線について

棟瓦とは

いらか 平塚市施工事例 棟瓦 After

棟瓦とは、瓦屋根における棟部分に使用される建材です。

屋根材の種類を問わず、多くの屋根には棟と呼ばれる部分があります。

棟とは、屋根のてっぺんで屋根面同士が合わさる部分です。

そして瓦屋根においてはこの棟を、熨斗瓦という平たい瓦を積み重ねることでつくります。(棟積み)

積み重ねた熨斗瓦の最上部に重ねる曲線を帯びた瓦が、棟瓦です。

棟瓦について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

屋根のてっぺんに使用される「瓦棟」と「棟板金」は何が違う?
屋根のてっぺんで屋根の面と面が合わさり山型になっている箇所を「棟」もしくは「屋根棟」と言います。そしてその棟に使用される素材が異なれば特性も異なり、それぞれの特性に合わせたメンテナンスも必要です。デザインの好みや生活スタイルに合わせた建材を選びましょう。

銅線の役割

棟瓦の銅線

上述の棟瓦および棟全体を固定するために使用される建材のひとつが、銅線です。

銅線のみで固定されているわけではないため、銅線が切れたからといって即座に棟が崩れるとも限らないものの、やはり銅線は重要な役割を果たしています。

銅線が切れてしまったことに気づいた際は、早めに瓦屋さんに連絡しましょう。

放置してトラブルが大きくなるほど、修繕にかかる工期も費用もかさむため早めの修繕がおすすめです。

銅線が切れてしまう原因

銅線の経年劣化

瓦は、数ある屋根材の中でも特に重い屋根材です。

そんな瓦を支える銅線は経年とともに少しずつ緩みが発生してしまいます。

また棟の形状によってはダイレクトに棟の重さが銅線にかかるため、負荷がかかり経年劣化が速まります。

棟瓦の膨張

瓦屋根の棟は、内部に葺き土という土が詰まっていることがあります。

古い住宅において特に多い工法です。

内部に葺き土が詰まっている場合、少しずつ雨水を吸収してしまいます。

葺き土が雨水を吸収することで棟は膨張し、固定している銅線に負荷がかかってしまい切れやすくなるというわけです。

突発的な地震被害

重い屋根ほど地震発生時の揺れは大きくなるため、地震による被害として度々瓦屋根は被害を受けることがあります。

そのため大きな地震が発生した際は、突発的に銅線が切れてしまうことがあります。

地震発生直後は特に銅線および棟の状態に注意を払うことが大切です。

経年劣化が進んでいるほど、地震発生時のトラブルリスクは当然高まります。

酸性雨による銅線の劣化

酸性雨とは、コンクリートや大理石、銅を溶かす性質を持つ雨です。

二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)などを起源とする酸性物質が雨・雪・霧などに溶け込むことで発生すると言われています。

酸性雨によって銅像が溶けてしまったこともあるほど、銅は酸に弱いです。

酸性雨が降った際は、銅線の劣化を加速させてしまう可能性があります。

銅線が切れてしまった場合の対処

早めに瓦屋さんに連絡を!

屋根屋 職人

銅線が切れてしまった場合、棟が歪んでしまうリスクだけでなく瓦の落下リスクなどもあります。

屋根から瓦が落下しては、通行人に当たれば大事故です。

なるべく早めの修繕をおすすめします。

瓦屋根におけるトラブルは、屋根屋さんや瓦屋さんにご連絡ください。

修繕として行う棟の積み直し工事

銅線が切れてしまった場合は、棟の積み直しという工事を行うことがほとんどです。

棟の積み直し工事とは既存の棟を撤去し新たな棟を施工し直す工事のことで、「取り直し工事」とも言います。

積み直しという呼び方は、瓦屋根の棟が瓦を積み重ねることでできあがっていることからきています。

メンテナンスの目安に!棟の積み直し(取り直し)が必要となる症例を紹介
今回の記事では、既存の棟を一度撤去し新たな棟を施工する工事「棟の積み直し」が必要となる症例を詳しく紹介します。ご自宅の屋根および棟に関して、お心当たりのある症例があった場合はぜひ一度専門業者にご相談ください。

まとめ

瓦屋根に限らず、棟はトラブルの発生しやすい部分です。

万が一瓦屋根の棟において銅線が切れてしまった場合は、瓦の落下事故など大事に至る可能性もあるため早めに修繕を行いましょう。

修繕の依頼先にお困りの方は、ぜひ屋根のてっぺんリフォームにご連絡ください。

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建物の中でも非常に重要な役割を持つ棟ですがその認知度は低く、気付いた時には取り返しのつかない事態になった家を瓦屋として多く見てきました。

また認知度の低さを悪用した悪徳業者も増えており、その被害は年々増加しています。

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