家の外観を大きく左右する【雨樋(雨どい)】について:人気カラーを紹介

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家の排水機能としての重要な役割を持つ雨樋(雨どい)ですが、実は家の外観および印象にも大きな影響力を持っています。

ベーシックカラーから差し色まで意外にも色展開が豊富で、選ぶ色によっては雨樋を目立たせないこともアクセントにすることもできるのです。

本記事では、雨樋が家の外観に与える影響と人気のカラーについてご紹介します。

「雨樋(雨どい)」とは

雨樋の持つ役割や仕組みについて知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

雨樋はなんのためにつけるのか!住宅における雨樋の役割や雨樋の構造を紹介
日本の一般住宅のほとんどに設置されている「雨樋(あまどい)」について紹介します。一度は目にしたことのある方が多いと思いますが、雨樋の持つ役割や構造をご存知の方は少ないかもしれません。家において雨樋は非常に重要な役割を持っているため、雨樋を設置する理由を理解して頂けたら幸いです。

 

雨樋のデザインについて

雨樋が家の外観に与える影響

雨樋は家全体に対してみると小さいため、デザインはなんでもいいのでは?と考える方も少なくありません。

しかし選んだ雨樋の色が家の外壁や屋根の色と合っていないだけで、家全体がちぐはぐな印象となる可能性もあります。

雨樋の色を選ぶ前に「目指している家全体の外観雰囲気」と「雨樋を目立たせたいか否か」をまず決めておくと良いです。

スタイリッシュなデザインが人気

雨樋の素材やテイストに特段こだわりがない場合は、ベーシックなデザインにして家の外壁や屋根の色と合わせることが無難でしょう。

最近は、目立ちづらくスタイリッシュなデザインの雨樋が人気です。

アクセントになるような雨樋は、デザインや色に飽きてしまったり家全体の調和がとりづらく感じるケースも多いため、やはりベーシックカラーが人気となっています。

またベーシックカラーは様々なメーカーが商品展開しているため、選択肢が多い点も魅力のひとつです。

 

雨樋の人気カラー「ベーシックカラー4選」

ホワイト雨樋

不動の人気カラーで、人気の理由はやはり合わせやすさです。

家の外観雰囲気を明るい印象やクリーンな印象にしたい方にぴったりです。

ただし汚れが目立ちやすい色のため、こまめな掃除が必要となります。

ブラウン雨樋

洋風建築はもちろん、和風建築にもおすすめな色です。

色の濃淡によって印象が大きく変化するため、ぜひ好みのブラウンを見つけてください。

様々なデザインに馴染み、カジュアルにもシックにも転ばせることのできる色と言えます。

ブラック雨樋

スタイリッシュな印象となる色です。

家の外壁や屋根の色が暗い場合はよく馴染み、雨樋が目立ちづらくなります。

反対に、明るい色を多く使っている家の締め色としてブラックを採用するケースもあります。

グレー雨樋

ブラック同様、家の外壁や屋根の色に合わせて雨樋を目立たなくするために選ぶ方が多い色です。

マットなものにするか光沢のあるものにするかで、印象が変わります。

ホワイトほどではないものの、やや汚れが目立ちやすいためこまめな掃除が大切です。

【番外編】銅製雨樋

色の話から少し逸れてしまいますが、個性がありつつ根強い人気のある雨樋が銅製雨樋です。

銅製のため、色は経年変化を楽しみます。

新品時は光沢のある赤銅色で徐々に落ち着いた褐色に変化し、数十年の年月を経て緑青色と呼ばれる深い緑がかった色になっていきます。

これはデザインや色の特性故に和風建築におすすめな、風情ある雨樋です。

見た目以外にも様々な特徴があるため、興味のある方はぜひ以下の記事をご覧ください。

銅製の雨樋の魅力とは?経年変化や格式演出に注目|特徴と種類を徹底解説 - 雨樋レスキュー
経年変化や格式演出に注目されている銅製雨樋の魅力とは?銅製雨樋は高級感や緑青の発生などが、わびさびといった風流を好む日本人の感覚に受けいれられています。和風住宅との相性抜群で、銅にしか出せない色合いの緑青色が魅力。耐久性や風情ある外観に魅了されること間違いなし。銅製雨樋の特徴と種類を徹底解説しています。

 

設置してから雨樋の色を変えたくなったら

経年劣化に合わせて交換するとお得

よく考えて色を選んだつもりでも、いざ設置してみると「思っていた印象と違った」となるケースもゼロではありません。

雨樋は経年劣化していくため、基本的には20~25年程度で交換が必要です。

そのため交換時期に合わせて既存の雨樋とは別の色に変えるのも良い手でしょう。

余分な費用もかからず、家のメンテナンスも兼ねて気分転換ができます。

すぐにでも変えたいなら手軽にできる塗装

しかしどうしても交換時期を待てない場合は、より手軽な手段として塗装という手もあります。

費用は使用する塗料にもよって変動するため、専門業者に相談してみてください。

まとめ

雨樋の色に迷った際は、お気軽に専門業者に相談してみてください。

目指したい家の外観雰囲気などを伝えれば、何色にしたらいいか相談に乗ってくれるはずです。

屋根屋さんであれば基本的に雨樋設置にも対応しています。

すでに設置している雨樋の色を変えたい場合も、ぜひお気軽にご相談ください。


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